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山口百恵( Yamaguchi Momoe )



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山口百恵( Yamaguchi Momoe )

蜃気楼

作詞:喜多條忠
作曲:萩田光雄

バスを降りたどり着いた
淋しげな夜の果ては
飴色のランプひとつ
揺れている見知らぬ街角

「とても遠くにある…
鞄を持った私の手
泣きそうだったあの人の顔
こわれた夢」

手の中に光る象牙のペンダント
暗闇の運河に投げて
ゆるされるはずもないのに
手紙など書く場所をさがして
あゝ…また暗くなる
あゝ…蜃気楼の街

噴水のある広場で
石畳踏みしめれば
もっと沢山の歌詞は ※ Mojim.com
水の中 光る銀貨
恋人の約束ユラユラ

「いつも幸せだけが
さかさまに見えてしまう
私の蜃気楼
とどかないオアシス
スフィンクスの笑い

恋なんかいつも消えゆく幻と
わかってたはずなのに
込み上げる涙ひとつぶ振りはらい
月あかりくぐりぬけ
悲しみはいつも他人の顔をして
驚いたふりしてみせる
思い出は夜のベンチにうずくまり
行き場所に迷ってる
あゝ…また一人きり
あゝ…蜃気楼の街