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筋肉少女帯( King-Show )



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筋肉少女帯( King-Show )

セレブレーションの視差

作詞:大槻ケンヂ
作曲:本城聡章

今 あなたの脳の中で 祝福の音楽が手に取るように聴こえている
実際 君のブレインの中でこの音楽は演奏されているのだ
誰が誰を祝福しているのだろう
まるで二人のウエディングドレスを着た花嫁の
同性結婚式を祝うかのきらびやかさだ
二人は優しく手を握り合う
だが 異なる視点から見たならば絵は変わる 意味が違う
シチリアのマフィア達が騙されて呼ばれたパーティーで
マシンガンで蜂の巣にされて一掃されるシーンのBGMだ
血まみれの地獄だ
どちらであるにせよ 思わせぶりに スローモーションでその絵は動く
視差をもう一つ加えるなら
ロックバンドのデビュー30周年を祝う光景も見えてくる
30年 長いのか まだまだなのか 意味があったのか どうなのか
30年 わずか2分で10数人を手にかけた輩もいるというのに
30年 セレブレーションの視差をさらに増やしたなら
もっと沢山の歌詞は ※ Mojim.com
実は30年の間にそのバンドは全く別の人々と
すっかり入れ替わっていたのかもしれない
もしそうなら それは あなたの思うその時だ 間違いない
君が生涯ただ一度の激しい恋に堕ちたあの日だ

ザ・シサ 視差を利用したなら同じ対象も異なって見える
それは二人の花嫁はどこから見ても美しいが
例えばマフィアの皆殺しは 町に平和をもたらせたのかもしれない
猫に見えているものは 実は一斤のパンかもしれない
哀しみに見えるものも 本当は幸せなのかもしれない
その逆なのかもしれない その逆なのかもしれない
ロックバンドの30年
何もかも この宇宙は全て
愛すべきものだったと思う視点から見たらいいのさ

おそらく どうなんだろう