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保志総一朗



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保志総一朗

彩雨の揺り篭

源泉水(保志総一朗)

作詞:小泉宏孝
作曲:太田雅友

ああ 夜明けさえ待てぬまま 消える月のよう
御簾越しにも儚げな あなたの背中

螺鈿の文箱に かくした涙が
あふれるなら この手のひらで
花びら模様に散らして

色彩る雨にこの身を変え
そっとあなたに降りましょう
泣きたいならば ここにきて 泣きませんか

爪ひとつも飾らぬ ありのままのあなたでいて
どんな夢も あなたへと集うから

ああ 雨しずく 戯れに指先で弾き
濡れて光る その項 瞳をそらせない

ざわめく夜香木 憂いの刻には
もっと沢山の歌詞は ※ Mojim.com
純白い胸に耳を預け
やわらかなその鼓動を

色彩る雨で痛み消して
優しさだけ敷きつめたら
疲れているその身体 休めましょう

水の揺り篭のなか ゆらりあなた揺らしながら
いつか微笑う そのときを待ちましょう

永遠 幻夢 泡沫 現身
生まれ変わることなどない
あなたがそこにいないなら

色彩る雨にこの身を変え
そっとあなたを包みましょう
泣きたいならば ここにきて 泣きませんか

水の揺り篭のなか ゆらりあなた揺らしながら
何も言わず 口唇で止めましょう 涙を