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北川大介



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北川大介

東京

あんたとなら
いつ死んでもかまわへん
忘れないで
そんな女いたことを

見上げた空さえも
冷たい色やけど
あたしが本気で惚れたひと
そう生まれた街やから

いとしさも 憎しみも
すべてすべて ぎゅっと抱きしめ
祈るように 今日も灯(ひ)が
ともる東京

夢だけ見て
生きてるようなあんたやった
いつかあたし
待つことにも慣れてたよ

くすんだ風のなか
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肩よせ暮らしたね
誰にも似てへんひとやけど
本物の愛をくれた

悲しくて悔しくて
泣いて泣いてばかりいたけど
かけがえのないひとに
逢えた東京

痛いほど好きなのに
なんでなんで別れたんやろ
いまもまだ胸の奥
揺れる東京

悲しくて悔しくて
泣いて泣いてばかりいたけど
かけがえのないひとに
逢えた東京