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鏡五郎



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鏡五郎

大前田英五郎

作詞:木下龍太郎
作曲:宮下健治

馬鹿な片意地 互いに張って
なんで大事な 命を捨てる
野暮な喧嘩を 度胸で分けて
顔で治める 男伊達
生まれ上州 生まれ上州 大前田

「意地だ 義理だと角突き合わせて
親から貰った大事な躰、
粗末にしちゃあいけませんぜ。
ここはこの大前田の顔に免じて
引いちゃあくれませんか。」

悪さしたのも 若気の至り
付いた綽名が 火の玉小僧
もっと沢山の歌詞は ※ Mojim.com
二度と抜かぬと 長脇差に
結ぶ封印 こより糸
月も知ってる 月も知ってる 心意気

「雁も最後は生まれ故郷の土になるってなぁ。
鳥でさえそうなら 里心がつくのは当り前。
生まれ在所の上州へ明日は帰ろうか。
故里で最後のひと咲き
それが男と言う者じゃあござんせんか。」

赤城おろしが 身に沁む頃か
捨てて出て来た 上州在は
せめて最後は 故郷の空に
咲いて散りたい 男花
戻り草鞋の 戻り草鞋の 英五郎