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AJISAI



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AJISAI

かくれんぼ

作詞:松本俊
作曲:松本俊

誰かが作った理想の君を 君はずっと演じてたんだね
本当の自分に鍵を掛けて その鍵さえなくしてしまった
明かりの消えた小さな舞台で それでも君は演じ続ける
本当の君が消えてしまう前に
なくした鍵は僕が探してみるよ

何億年も前に遡れば 人はみんな同じ動物です
だけどお節介な神様が “個性”だとか“自分らしさ”だとか
余計なものを僕らに与えた 有難迷惑な話でしょ?
こんなものに苦しむくらいなら 誰かと同じ心と身体でいいの

君は小さくつぶやいた 窓の外はまだ夜の闇が続いてる

隠れていないで出ておいで 怖がらずに
話を聞かせて 本当の君を知りたいんだ

こんな汚れた小さな地球(ほし)でも宇宙(そら)から見下ろせば美しいという
遠くから見ればこんな私も少しは綺麗に見えるのかしら?
そう言って君は人を遠ざけた 誰も近づけないようにした
もっと沢山の歌詞は ※ Mojim.com
自分で掛けたその鍵のせいで誰も来ない どこにも行けないでいるの

君は寂しいって泣いたんだ ほらいつの間にか夜は終わりを告げて

朝焼けキラキラ その涙照らしました
こんなに綺麗なものを僕は知らなかったよ

上手に言葉に出来なくてもあなたに伝えたいことがある
演じる事に疲れ果てたあなたに伝えたいことがある
あの日なくした心の鍵は きっともう君には必要ないんだ
だって今その目から溢れ出した涙が 本当の君なんだから

隠れていないで出ておいで 実を言うとね
さっきからこっちを覗いていたこと知ってるんだよ

僕は手を伸ばしている 今なら届く気がして
扉の向こう震える君の名前を何度も呼んでいるよ
いっせーのせーで さあ君も手を伸ばして
掴んだらもう離さないから一緒に行こう
君がまだ知らない広い世界を見せてあげたい