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TRIPLANE



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TRIPLANE

秋晴れの空の下で

作詞:江畑兵衛
作曲:江畑兵衛

冷たいガラス戸を飛び越えて
朝陽がせわしなく揺れて
「昼過ぎまで寝よう」って 目論見は早くも崩れる
起こされた僕はボサボサ頭のまま
外に飛び出して
「ジョギングでもしよう」って
靴紐をきつく結んだ

寝不足なのに 今日は気分が良い
背伸びして手を広げて深呼吸しよう

乾燥している空を見ていたら
泣いた君を思い出したよ
“さようなら”の日と似ているから
胸の糸がほつれそうだよ

名も無い通り沿いを
赤い鼻して走り続けながら
埋めていたはずの思い出を
またほじくり返している
もっと沢山の歌詞は ※ Mojim.com
腰を曲げた老婆が
固い土の上で落ち葉を掃いて
顔見知りでもない僕を見て
ちょっと微笑んだ

いつもくれていた 小さい温もり
これからはちゃんと独りで探して行くから

追い風に背中押されて
君の名前を呼んでみたんだよ
甦る全てのシーンを
塗り潰すように繰り返す

さようなら…

「逢いたいよ」「大好きだよ」
そう呼び合えた僕らは居ない
秋晴れの空の下で
最後に抱き締めるように
さようなら