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森山直太朗



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森山直太朗

旅立ちの朝

作詞:森山直太朗/御徒町凧
作曲:森山直太朗
編曲:中村太知

日が昇る前に 君の眠るこの部屋を出よう
誰にも気付かれないように
有りっ丈の小銭を握り締めて

背負い込み過ぎた 荷物は全部置いて行こう
結局何の役にも立たない物だから
無人駅のホームに立って なぜだろう僕は自分の名前を呟いた

嗚呼 時はいつもあっという間にただ過ぎてゆき
頼りなくちっぽけな僕の背中を 追い越してゆくんだ
だから僕は今日も 朝日を見上げては笑うんだ
大きな声で自分を笑い飛ばすんだ
旅立ちの朝に
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君が今も 静かな眠りの中にいることを願う
決して何にも妨げられずに
車輪のない列車に乗って 旅人は旅立ちの理由を考えた

嗚呼 僕はいつも会いたいと思う故の寂しさを
思うように君に伝えられずに 傷付けてしまう
そして時がいつか 僕を許してくれるその日まで
声なき声で君に語り続けよう 罅割れた空

嗚呼 時はいつもあっという間にただ過ぎてゆき
頼りなくちっぽけな僕の背中を 追い越してゆくんだ
だから僕は今日も 朝日を見上げては笑うんだ
大きな声で自分を笑い飛ばすんだ
暁光の中の 旅立ちの朝に