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紅をひく
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1
1.あかね恋
を祈ってるハァー月も十六夜人目を忍んで口
紅をひく
手鏡とればあなたを慕うこころの涙…何故見えるつらい恋ほどおんなを磨く弱音を吐くなと風の笛ハァー胸のいのち火くれない恋唄うたいます逢えなくたっておもかげ寄せる夜明け
2
2.泣きむし蛍
も)すおんなの恋あかり髪を梳(と)かして
紅をひく
抱いてくださいいつものように私は蛍…一途(いちず)な蛍好きになってはいけない人の腕にすがってなお燃える逢瀬(おうせ)はかない恋蛍待って焦がれて泣き濡れて眠る女の寂
3
3.夢一夜
ばかりああ夢一夜一夜限りと言いきかせては
紅をひく
貴方を愛したはかなさで私はひとつ大人になったああ夢一夜一夜限りで醒めてく夢に身をまか
4
1.蛍火哀歌
岡千秋綺麗とあなたに言われたい女の未練か
紅をひく
蛍みたいに焦がれて燃えて夢を見ました幸せでした今日が最後のしのび逢いあなたに逢いたくて逢いに行く優しく抱かれた思い出をたどればなおさらせつなくて蛍みたいね短い命二
5
1.海峡冬つばめ
泣かす髪の乱れを手櫛でとかし迎え来ぬかと
紅をひく
あなた以外にもう愛せない夢はかげろう冬のつばめよ最果て港凍てつく心あなたはこの海超えたでしょうか出船入り船行き交うけれど恋は二度咲く花じゃない知っているのにただ待
6
1.男と女の舟唄
なの川には舟はない月の鏡で髪梳(と)かし
紅をひく
影おとす口説き文句を忘れたか俺の呼ぶ声忘れたか…出てこい出てこい舟に乗れどうせこの世は波まくら夢まくら男は月夜に舟を出し惚れた女の胸ふかく忍びこむ指を噛む夢を心に
7
4.夢一夜
とよ)一夜(ひとよ)限りと言い聞かせては
紅をひく
あなたを愛したはかなさで私はひとつ大人になったあゝ夢一夜(ゆめひとよ)一夜(ひとよ)限りで醒めてく夢に身をまか
8
2.月見草
草すすり泣くよな汽笛の音に眠れないまま口
紅をひく
あなた…あなた旅からいつ帰る……夢でいいから恋しい胸でそっと散りたい月見草千里渡れる翼を持つに何を嘆くか浜千鳥あなた…あなた旅からいつ帰る……遠くなるほど逢いたさ
9
9.夢一夜
とよ)一夜(ひとよ)限りと言い聞かせては
紅をひく
あなたを愛したはかなさで私はひとつ大人になったあゝ夢一夜(ゆめひとよ)一夜(ひとよ)限りで醒めてく夢に身をまか
10
15.-ecumenical image-
5色が混ざり合い浮かぶ色彩何層にも重ねて
紅をひく
狐のね唇は艶やかに耳打ちしますひそひそと「もうすぐ夏が来るね」
11
3.夢一夜
とよ)一夜(ひとよ)限りと言いきかせては
紅をひく
あなたを愛したはかなさで私はひとつ大人になったあゝ夢一夜(ゆめひとよ)一夜(ひとよ)限りで醒めてく夢に身をまか
12
6.夢一夜
ばかりあゝ夢一夜一夜限りと言い聞かせては
紅をひく
あなたを愛したはかなさで私はひとつ大人になったあゝ夢一夜一夜限りで醒めてく夢に身をまか
13
10.あなたのタンゴ
かたむけるあなたゆえあなたゆえあなたゆえ
紅をひく
窓辺をうめる雪凍てついてしずめよ激しいわが恋をあなたゆえあなたゆえあなたゆえ息をのむあゝ狂おしく乱れる胸よあゝわたしにはあなたがすべ
14
2.女の花は散らさない
かり合せ鏡でほつれ毛を指で梳(と)かして
紅をひく
こころの中もお洒落でなけりゃ女は生きてくかいがない風がこぼれて枯葉が散って夕陽が落ちても女の花は死ぬまで散らない散らさない…明日も前向き花ざかり花は二度咲き三度咲
15
10.時の舟
たあの木枯が春にはきれいなさくらを咲かす
紅をひく
たび唇にうたがでるのよ恋歌が浮世ゆらゆらきっと明日は幸福(しあわせ)のせます時の
16
9.好色一代女
人どちらも好きだから姫鏡覗(のぞ)き込み
紅をひく
二度も三度も二度も三度も爪を剪(き)るあゝ切なさつらさは罪ですか眠れあゝぐらぐらと触れ合えばひとすじにけものごころの女…いつも刃(やいば)を渡るでも愛さずにいられ
17
3.夢一夜
ばかりああ夢一夜一夜限りと言いきかせては
紅をひく
あなたを愛したはかなさで私はひとつ大人になったああ夢一夜一夜限りで醒めてく夢に身をまか
18
11.好色一代女
人どちらも好きだから姫鏡覗(のぞ)き込み
紅をひく
二度も三度も二度も三度も爪を剪(き)るあゝ切なさつらさは罪ですか眠れあゝぐらぐらと触れ合えばひとすじにけものごころの女…いつも刃(やいば)を渡るでも愛さずにいられ
19
1.おんな浜唄
地酒を温め迎え化粧の口紅(べに)をひく口
紅をひく
破れ刺し網繕(つくろ)うそばで酔ってごろ寝のあんたが可愛い惚れてナ惚れてナヒュルリヒュルリと舞う小雪……わたしゃ沖で凍えたあんたの身体(からだ)抱いて朝までねんこ
20
14.故郷へ…
く身も痩せてそれなのに今日もうかれ化粧の
紅をひく
他人ばかりの盛り場で生きるささえはただひとつああ故郷へ帰る夢があるか
21
15.櫻の時
て苦しいよまぶたの上にきれいな青薄い唇に
紅をひく
色づいたあたしを無意味な物にしないで憧れだったその背中今は肩を並べ步いているもう少しだけ信じる力下さい氣まぐれにじらした藥指も慣れたその手もあたしの心と全てを動か
22
11.北斗星
じ北斗星霧にけむった途中駅車窓に映して口
紅をひく
さよならでもいい何かひとこともうひとこと聞かせてよあなた聞かせてよ引き返せない戻れない恋に恋に恋にひとずじ北斗星夜の向こうは冬景色燃える想いが海峡越える熱いその胸
23
3.女の花は散らさない
かり合せ鏡でほつれ毛を指で梳(と)かして
紅をひく
こころの中もお洒落でなけりゃ女は生きてくかいがない風がこぼれて枯葉が散って夕陽が落ちても女の花は死ぬまで散らない散らさない…明日も前向き花ざかり花は二度咲き三度咲
24
15.時の舟
たあの木枯が春にはきれいなさくらを咲かす
紅をひく
たび唇にうたがでるのよ恋歌が浮世ゆらゆらきっと明日は幸福(しあわせ)のせます時の
25
12.浜唄
エーヤンサノエーあなた浮かべて日が暮れる
紅をひく
度あなたを忍ぶひとり忍んで惚れ直す情けあるなら叶うならせめて乗りたいあの船にヤンサノエーヤンサノエー点る漁火波まくら好きなあなたのお酒を揃え今日も港で立ち尽くす江
26
13.故郷へ…
く身も痩せてそれなのに今日もうかれ化粧の
紅をひく
他人ばかりの盛り場で生きるささえはただひとつああ故郷へ帰る夢があるか
27
11.故郷へ…
く身も痩せてそれなのに今日もうかれ化粧の
紅をひく
他人ばかりの盛り場で生きるささえはただひとつああ故郷へ帰る夢があるか
28
10.風舞い
なりきれずひとつ女を棄てきれず割れた鏡に
紅をひく
痩せた右手のあわれさよ「貴方」と叫び夕映えが風の隙間を染めるだけ北へ向かえばみだれ雪西へ下れば秋しぐれどこへ逃げても面影が涙背負って追いかける「貴方」と書いて結べ
29
14.故郷へ…
く身も痩せてそれなのに今日もうかれ化粧の
紅をひく
他人ばかりの盛り場で生きるささえはただひとつああ故郷へ帰る夢があるか
30
9.夢一夜
ばかりああ夢一夜一夜限りと言い聞かせては
紅をひく
あなたを愛したはかなさで私はひとつ大人になったああ夢一夜一夜限りで醒めてく夢に身をまか
31
16.夢一夜
ばかりあゝ夢一夜一夜限りと言い聞かせては
紅をひく
あなたを愛したはかなさで私はひとつ大人になったあゝ夢一夜一夜限りで醒めてく夢に身をまか
32
3.故郷へ…
く身も痩せてそれなのに今日もうかれ化粧の
紅をひく
他人ばかりの盛り場で生きるささえはただひとつああ故郷へ帰る夢があるか
33
5.日本列島華舞台
名の人いつか出番は必ずくると涙こらえて口
紅をひく
夢の緞帳華舞台〜西へ東へ日本列島唄の旅
34
1.夢一夜
ばかりあゝ夢一夜一夜限りと言い聞かせては
紅をひく
あなたを愛したはかなさで私はひとつ大人になったあゝ夢一夜一夜限りで醒めてく夢に身をまか
35
4.残り紅
日千秋あなた待ち侘びて髪を梳(す)いては
紅をひく
しとどしとど溺(おぼ)れて身をまかせ浮いて沈んだ夜の河一日一生そんな恋だから過去も未来も訊かないでみだらみだら乱れて火となってうれし恥ずかし残り
36
15.浜唄
エーヤンサノエーあなた浮かべて日が暮れる
紅をひく
度あなたを忍ぶひとり忍んで惚れ直す情けあるなら叶うならせめて乗りたいあの船にヤンサノエーヤンサノエー点る漁火波まくら好きなあなたのお酒を揃え今日も港で立ち尽くす江
37
1.おんな浜唄
地酒を温め迎え化粧の口紅(べに)をひく口
紅をひく
破れ刺し網繕(つくろ)うそばで酔ってごろ寝のあんたが可愛い惚れてナ惚れてナヒュルリヒュルリと舞う小雪……わたしゃ沖で凍えたあんたの身体(からだ)抱いて朝までねんこ
38
2.みなと恋歌
を祈る淋しいよ逢いたいよあんたが好きだよ
紅をひく
手が汽笛で止まり揺れる小窓にあなたの名前想い届ける女の潮路恋の花びら咲かせて見せる海の男は夜明けが早いついてこいよとかもめが囃すつれてって陽の海へあんたが好きだよ
39
4.風花の恋
ない朝の霧もよう堕ちていってもいいのにと
紅をひく
手のひとり言寒い春です風花の
40
28.十六夜物語
なさの際(きわ)で砕け白い華になる指先で
紅をひく
やるせなさしずめても渡れない夢の手前であなたを想う恋に落ちた女(ひと)は月ですか満ちては欠ける夢をかさねて逢いたいから逢わないあなたへいざよう
41
3.風花の恋
ない朝の霧もよう堕ちていってもいいのにと
紅をひく
手のひとり言寒い春です風花の
42
5.風花の恋
ない朝の霧もよう堕ちていってもいいのにと
紅をひく
手のひとり言寒い春です風花の
43
14.残り火
子守唄知っているのか一人の夜を枕ならべて
紅をひく
恋しい人は貴男だけ抱いて抱かれた貴男だけ忘れる事ができないと今夜も泣いてる私です思い出抱いて酒を飲む口びるかんで夢を見る切ない恋の残り火をあきらめきれない私で
44
4.夢一夜
ばかりあゝ夢一夜一夜限りと言い聞かせては
紅をひく
あなたを愛したはかなさで私はひとつ大人になったあゝ夢一夜一夜限りで醒めてく夢に身をまか
45
2.日本列島華舞台
名の人いつか出番は必ずくると涙こらえて口
紅をひく
夢の緞帳華舞台〜西へ東へ日本列島唄の旅
46
11.夢一夜
ばかりあゝ夢一夜一夜限りと言い聞かせては
紅をひく
あなたを愛したはかなさで私はひとつ大人になったあゝ夢一夜一夜限りで醒めてく夢に身をまか
47
5.夢一夜
ばかりあゝ夢一夜一夜限りと言い聞かせては
紅をひく
あなたを愛したはかなさで私はひとつ大人になったあゝ夢一夜一夜限りで醒めてく夢に身をまか
48
1.雪みなと
しい雪みなとひとり帰る戻りの船になんで口
紅をひく
別れたのに未練そうよ未練です夜明けにうるむ桟橋灯り見送るあなたの影ひとつ…これで心も晴れましたあやまらないであやまらないで惚れて身をひく雪みな
49
8.夢一夜
ばかりあゝ夢一夜一夜限りと言い聞かせては
紅をひく
あなたを愛したはかなさで私はひとつ大人になったあゝ夢一夜一夜限りで醒めてく夢に身をまか
50
14.残り紅
日千秋あなた待ち侘びて髪を梳(す)いては
紅をひく
しとどしとど溺(おぼ)れて身をまかせ浮いて沈んだ夜の河一日一生そんな恋だから過去も未来も訊かないでみだらみだら乱れて火となってうれし恥ずかし残り
51
10.櫻の時
て苦しいよまぶたの上にきれいな青薄い唇に
紅をひく
色づいたあたしを無意味な物にしないで憧れだったその背中今は肩を並べ步いているもう少しだけ信じる力下さい氣まぐれにじらした藥指も慣れたその手もあたしの心と全てを動か
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1.櫻の時
て苦しいよまぶたの上にきれいな青薄い唇に
紅をひく
色づいたあたしを無意味な物にしないで憧れだったその背中今は肩を並べ步いているもう少しだけ信じる力下さい氣まぐれにじらした藥指も慣れたその手もあたしの心と全てを動か
53
13.故郷へ・・・
く身も痩せてそれなのに今日もうかれ化粧の
紅をひく
他人ばかりの盛り場で生きるささえはただひとつああ故郷へ帰る夢があるか
54
4.故郷へ...
く身も痩せてそれなのに今日もうかれ化粧の
紅をひく
他人ばかりの盛り場で生きるささえはただひとつああ故郷へ帰る夢があるか
55
4.風舞い
なりきれずひとつ女を棄てきれず割れた鏡に
紅をひく
痩せた右手のあわれさよ「貴方」と叫び夕映えが風の隙間を染めるだけ北へ向かえばみだれ雪西へ下れば秋しぐれどこへ逃げても面影が涙背負って追いかける「貴方」と書いて結べ
56
10.夢一夜
ばかりあゝ夢一夜一夜限りと言い聞かせては
紅をひく
あなたを愛したはかなさで私はひとつ大人になったあゝ夢一夜一夜限りで醒めてく夢に身をまか
57
1.忘れ花
忘れ花今夜かぎりの逢瀬の宿で別れ化粧の口
紅をひく
わたしを女にしてくれたあなたがいまでは憎らしい尽しても尽しても真心とどかぬ忘れ花可哀相だとおもうのならば何も言わずに抱きしめて添い寝のまくらに忍びこむつめたい憂き
58
17.夢一夜
ばかりあゝ夢一夜一夜限りと言い聞かせては
紅をひく
あなたを愛したはかなさで私はひとつ大人になったあゝ夢一夜一夜限りで醒めてく夢に身をまか
59
6.夢一夜
ばかりあゝ夢一夜一夜限りと言い聞かせては
紅をひく
あなたを愛したはかなさで私はひとつ大人になったあゝ夢一夜一夜限りで醒めてく夢に身をまか
60
7.女…そして女
るちいさな背中でため息ついて鏡にむかい口
紅をひく
更けて灯りが消えてゆくひとりじゃ眠れぬあなたが欲しい雨雨…いつあがるおんなの涙はいつ晴れ
61
6.夢一夜
ばかりあゝ夢一夜一夜限りと言い聞かせては
紅をひく
あなたを愛したはかなさで私はひとつ大人になったあゝ夢一夜一夜限りで醒めてく夢に身をまか
62
1.夢一夜
ばかりあゝ夢一夜一夜限りと言い聞かせては
紅をひく
あなたを愛したはかなさで私はひとつ大人になったあゝ夢一夜一夜限りで醒めてく夢に身をまか
63
12.MERRY X'MAS
駆ける部屋の真ん中に鏡を置いて君と二人で
紅をひく
のさ最後の夜に最高の夜にこの世に背を向けよう魂は死ぬことなく君は悲しむ事なく真っ白な雪の夜にまじかに君がいる喜びに MERRY X'MAS MERRY X'MAS
64
2.夢一夜
ばかりあゝ夢一夜一夜限りと言い聞かせては
紅をひく
あなたを愛したはかなさで私はひとつ大人になったあゝ夢一夜一夜限りで醒めてく夢に身をまか
65
4.夢一夜
ばかりあ…夢一夜一夜限りと言いきかせては
紅をひく
貴方を愛したはかなさで私はひとつ大人になったあ…夢一夜一夜限りで醒めてく夢に身をまか
66
6.夢一夜
ばかりあゝ夢一夜一夜限りと言い聞かせては
紅をひく
あなたを愛したはかなさで私はひとつ大人になったあゝ夢一夜一夜限りで醒めてく夢に身をまか
67
1.夢一夜
ばかりあゝ夢一夜一夜限りと言い聞かせては
紅をひく
あなたを愛したはかなさで私はひとつ大人になったあゝ夢一夜一夜限りで醒めてく夢に身をまか
68
5.おんな
髪をほどいたかたちに合わせ今日のうすめの
紅をひく
いっそ二人で死にたいような思いあふれる雨の
69
31.故郷へ……
く身も痩せてそれなのに今日もうかれ化粧の
紅をひく
他人ばかりの盛り場で生きるささえはただひとつああ故郷へ帰る夢があるか
70
55.夢一夜
ばかりあゝ夢一夜一夜限りと言い聞かせては
紅をひく
あなたを愛したはかなさで私はひとつ大人になったあゝ夢一夜一夜限りで醒めてく夢に身をまか
71
1.故郷へ...
く身も痩せてそれなのに今日もうかれ化粧の
紅をひく
他人ばかりの盛り場で生きるささえはただひとつああ故郷へ帰る夢があるか
72
18.夢一夜
ばかりあゝ夢一夜一夜限りと言い聞かせては
紅をひく
あなたを愛したはかなさで私はひとつ大人になったあゝ夢一夜一夜限りで醒めてく夢に身をまか
73
2.浮草化粧
くいるわ店や名前が変わってもどうせ場末で
紅をひく
変わる瀬もない浮草ぐらしゆとりができたらすぐ送る郵便為替を待ってる母にまるで演歌の詩のように捨てたつもりの故郷がやせた体にからんで重い花嫁姿を夢に見た馬鹿げた女が
74
1.霧の情歌(こいうた)
千秋あの日と同じ帯締めてすこし濃いめの口
紅をひく
遠い汽笛に…あなたあなた燃える想いを朝霧が隠してくれる山峡の駅夕陽に映える由布の嶺ふたりで歩く金鱗湖いいの今日から…あなたあなた都会ぐらしの古傷は昨日に流す木の葉
75
16.雪酒場
だけ港はきょうも雪に暮れ酔ってわたしは口
紅をひく
あなたあなた死んでも死んでもいいですね…すがる胸さえないままに女の生活が荒れてゆ
76
29.夢一夜
ばかりあゝ夢一夜一夜限りと言い聞かせては
紅をひく
あなたを愛したはかなさで私はひとつ大人になったあゝ夢一夜一夜限りで醒めてく夢に身をまか
77
24.風花の戀
ない朝の霧もよう墮ちていってもいいのにと
紅をひく
手のひとり言寒い春です風花の
78
5.夢想月
時雨雲に包まれ妖しく浮かぶおぼろ月白い肌
紅をひく
染まりゆく月夜の影深く深く願いはとこしえの轍のあと耳に残る淡い旋律せつなき夢の唄黒髪の艶を濡らす夜もすがら縁を結ぶ流れ流れ運命は徒然なるままに遥か遠く天の空に夢想
79
3.恋螢
越えて北の大地に踊る夜は無理に濃い目の口
紅をひく
(ハア)よさこいよさこい(ハア)よさこいソーラン(ハア)ハアーアーハアー(ソイヤソイヤ)ハアー(ソイヤソイヤソイヤソイヤ)泣いて咲くのか笑って散るか三日三晩の恋螢
80
3.速達
川湧雪が舞いちる思い出の宿息をしのばせて
紅をひく
この恋だけは成就させたい女ゆえの命の業よ迎えに来てくれますかそれとも死んでいいですかいいですか速達にたくした女の願いどうぞあなた許して…枝が折れます雪の重さであの
81
1.寒椿
ようこの着物似合うでしょうか椿の色と同じ
紅をひく
迷惑かけずについてゆく気づけば涙とひとり言私の恋は寒椿私の恋は寒椿みるは今宵もうたかたの悲しい夢のくり返し一夜かぎりの恋ですか私の恋は寒椿私の恋は寒椿赤く咲いても
82
4.冬雨情話
話夢を下地に色を變え少し濃い目の
紅をひく
こわれた恋でも捨てれぬ私虎落笛きく相模の海よ点る船びが泪を搖らす掛かるはずない電話器を何故か側から離せない愛しさ餘れば憎さに變わる月に照らされ寄せては返す波よある
83
10.吉備路の女
女夢が欲しさに人恋しさに今日は濃い目の口
紅をひく
辛いけど…待ってみようかあと三月…春はいつ来るいつ戻る命命がまた咽ぶ…吉備路の
84
3.桜の時
て苦しいよまぶたの上にきれいな青薄い唇に
紅をひく
色づいたあたしを無意味な物にしないで憧れだったその背中今は肩を並べて歩いているもう少しだけ信じる力ください気まぐれにじらした薬指も慣れたその手もあたしの心と全てを