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山本精一



歌詞
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山本精一

虚空の屋根

作詞:山本精一
作曲:山本精一

いつもなんの まえぶれもなく
白い霧のようなものに覆われて
心うばわれ追いかけたものも
なんの余韻もないままに なくなる

大きなてのひらの上を 走りつかれて
ときどき ハシゴをかけて
屋根の上でねむる

セミも鳴かない 七月の街で
息をひそめて 何かを待っていた
たとえそれが どんなものでも
きっと今なら あえそうな気がした

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霧のなかの影 あれは 俺のなかの陰
カラカラに乾いた影が
屋根の上で ねむる

めの前が見づらくなったら
遠いところを見つめて

ゴミをついばむ烏を見ながら
これは なんだか違うと思った
あとにつながる 何もないとしても
今はどうにかやれそうな気がする

透明な街と色を塗り変える俺と
どこまでも拡がる空が
屋根の上でねむる