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おがさわらあい



歌詞
專輯列表

おがさわらあい

世泣き節

作詞:田村武也
作曲:田村武也

通り雨に濡れたコートのポケットには
しわくちゃに握りしめられた履歴書と
禁煙(やめ)たはずのセブンスター
冷たいあんたの手
その手を握りしめてるあたしの手

東京にはきっと夢があるんだなんて
田舎もん丸出しで降りた新宿駅には
あの頃の弾き語りも手相占いも
今じゃもういない

遠すぎる 遠すぎる明日を
夢見ても 夢見ても届かない
それでもあんたが行くのなら
ヤレエンヤラサって着いて行くよ

流れる風の儚さに
笑って涙を流します

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便利さばかりが先走るこの街では
結局取り残されるのはあんたみたいな人で
そのくせ小さな画面で仕事を探してさ
その背中は寂しいね

世の中を 世の中を泣いても
その声は その声は聴こえない
見上げる夜空に朧月
ヤレエンヤラサって明日天気

流れる時代(とき)の侘びしさに
今日も流浪(さすら)うふたりです
寄り添う街の世泣き節

ただ愛しくて
ただ愛しくて
ただやさしくて
そばにいたくて…
いつも通りのこの帰り道
しあわせを見つめてた