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秀吉



歌詞
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秀吉

風に吹かれて

作詞:柿澤秀吉
作曲:柿澤秀吉

何の為だろう
こんな言い訳だらけのアルコールは
そこから生まれるものなんて
文字通り掃いて捨てるものだけ

夜が回る 酔いが回る
答えのない愚痴をこぼしたいのもわかる
その数だけ何か落としていくのはわかる?
誰もいない明け方のホームで
中途半端な空を見上げて
鋭い風が今 吹き抜けた

追いかけてもかけても逃げて行く
掴みかけてもかけてもすり抜けてく
答え乗せた風に今日も踊らされる
惨めだろうと何だろうと 笑ったもん勝ちさ

どうだっていいけど
薄まっていく意識の中は心地良いかい
そこから生まれるものなんて
無意味な後悔とひどい頭痛くらいさ

誰に頼まれたわけでもなく
自分で望んだとこでもなく
羽もなく浮かんだままどこへ行く
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その先にはきっとまるで何もなく
待ちくたびれた始発はまだ
ひとり線路を眺めてたら
心配と期待の目線でもう潰されそうだ

追いかけてもかけても逃げて行く
掴みかけてもかけてもすり抜けてく
揺れる灯が消えそうで手を翳す
無様だろうと何だろうと 笑ったもん勝ちさ

神か仏かはたまたその辺の誰かの
手の上で踊らされるなら
格好わるくて一向に結構
本気で踊ってやる

追いかけてもかけても逃げて行く
掴みかけてもかけてもすり抜けてく
答え乗せた風に今日も踊らされる
惨めだろうと何だろうと 笑って

人混みでも
風は吹き抜けて
この足で歩く道は
いつだってずっとひとつだけ
無様だろうと何だろうと 笑ったもん勝ちさ