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アキタノブオ



歌詞
專輯列表

アキタノブオ

8

作詞:アキタノブオ
作曲:アキタノブオ

僕らの街から朝もやがとける頃 海へ行くよ
小さな船から大きな海を望む 夢を見たよ

いつの日にも頷く余裕もなく 「とぼけてばかりだよ」と
今 目を細め遠い空見る君へ歌う 「明日朝6時に発つ」

風にとける「普段」放り投げてゆく
向こうの空に浮かんでる雲の狭間も抜けてゆく
白い日々と青い僕を染めてゆく
直に散らばる光が この胸の奥へ無数にしみてゆく

真夏の街から真冬の街をつなぐ「道」もあれば
昔の記憶から未来への思いをつなぐ「道」もあるさ

一目散に駆け出す程の道を 探してはみるけれど
今 自分の足元をよく見て笑えてくる 「灯台下暗し」さ
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知らぬうちに 僕らはすっと忘れてく
今の僕とつながってる 一本道を駆け抜けてく
遠き日々に寝転んでいたあの道と
今の道が重なってく この胸の奥で一つにとけてゆく

通り雨も続けば 雨宿りが長くなるとも

降りだしても やまない雨はないよと
昨日の僕に向って言える「今」を駆け抜けてく
今日の空模様もわからぬぐらいなら
明日の空に怯えずに 今の景色残してゆく

巡りめぐる雲もこの空の色も
一秒も持たず変わってく 同じ時など二度はなく
そんな変わる景色も僕を動かす
耳を澄ませば幾つも この胸の奥を響かす音がある