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新井英一



歌詞
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新井英一

清河(チョンハー)への道

作詞:新井英一
作曲:新井英一

アジアの大地が 見たくって
俺はひとり旅に出た
玄界灘を船で越え
釜山の港を前にして
夜が明けるのを 待っていた

釜山の街でバスに乗り
海雲台の海を見た
ここが父親のふるさとと
思えば 道行く人たちの
顔がなにやらなつかしい

言葉のわからぬ悲しさか
身ぶり手ぶりで話しした
俺はここへ行きたいと
半島の地図をさし出して
慶尚北道と指をさす

バスをいくつか乗りついで
やっと慶洲へたどりついた
リュックかついで人波を
右へ左へ歩いてた
心は遠いノスタルジア
アリアリラン スリスリラン アラリヨ
アリラン峠を俺は行く
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腹をすかせて飛び込んだ
ハングル文字の食堂で
人がうまそうに食っていた
あれと同じを下さいと
すまない気持で顔を見た

父親の生まれは清河で
まだまだここから遠いとこ
ふたたびバスに乗り込んで
山をいくつか越えた時
やっと清河で降ろされた

どこまでもつづく長い道
はるかむこうに山がある
父親も昔この道を
歩いてきたかと思ったら
心がだんだん熱くなる

やっと来たかと ふるさとが
両手広げてよろこんで
迎えてくれているような
愛しい大地の風が吹く
一人で歩く清河への道
アリアリラン スリスリラン アラリヨ
アリラン峠を俺は行く