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和久井映見



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和久井映見

始まりの夏

作詞:芹沢類
作曲:亀井登志夫

あの坂道を登って
もうあのひとが来るころ
エンジンの響きが
聞こえてくるわ

まだ眠った朝の街を
コーヒーも飲まないで
飛ばしているでしょう

やっと詰め込む小さな包み
初めての朝食ね

苦心したことはあくまで隠し
二人で食べましょう
さりげなく渡せたらいい

なぜ誘ってくれたのか
聞きたいけれど聞かない
分かっていることは
チャンスは一度

ねえ何度か送られたわ
友達と座ってた
後ろのシートに

バックミラーで瞳が合うたび
訴えたこの思い

地味な方法ね先を越される
焦っていたけど
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奇跡を呼ぶうれしい夏

今日一日でキメたい
憧れていた助手席
これからは私が
独り占めなの

あの横顔を見つめて
好きなCD流して
ときめきに揺られて
どこでも行くわ

鏡をのぞいて最後のチェック
も少し笑って
奇跡を呼ぶうれしい夏

ほら坂道を登って
もうあのひとが来るころ
エンジンの響きが
聞こえてくるわ

なぜ誘ってくれたのか
聞きたいけれど聞かない
分かっていることは
チャンスは一度

あの横顔を見つめて
好きなCD流して
ときめきに揺られて
どこでも行くわ