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木村竜蔵



歌詞
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木村竜蔵

夏の夢、君は幻

作詞:木村竜蔵・Hayato Kimura
作曲:木村竜蔵

空に咲く花火がほら 消えても焼き付いてる
夜空が焦げた匂いに 記憶のドアが開く

日常を少し離れ ぬるいビール片手に
虫の歌だけが響く 夏草に誘われて

君の幸せ願ってたつもりが
どうやらそれも嘘だったみたい
今さら君を抱きしめたくても
交わることのない未来

会いたくなったよ 忘れられないよ
甘くて切ない風の匂い
真夏の夢に浮かんだ君の幻は
あの日のように 笑いかけてくれるのに

提灯の明かりよりも やわらかい灯火を
消したのは僕の方だね 今では後の祭り

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見覚えのある白いワンピース
思わず振り返ってしまうけど
不意に弾んだ呼吸を抑えて
瞼の裏問いかける

でも会いたくて 忘れられなくて
喉にはつかえたままの言葉
水面に揺れる花火が夜に溶けたとき
触れられない 季節がまた過ぎてく

会いたくなったよ 忘れられないよ
甘くて切ない風の匂い
真夏の夢に浮かんだ君の幻は
儚く遠ざかってく

でも会いたくて 忘れられなくて
喉にはつかえたままの言葉
水面に揺れる花火が夜に溶けたとき
触れられない 季節がまた過ぎてく