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寺田恵子



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寺田恵子

イヴは私だけ

作詞:高柳恋
作曲:笹路正徳

ただれた空オイルの雨が
降りしきり樹木が消える世紀末
大地が割れ人は死に絶え
何もかもが腐ってゆく世界でも

ひとり生き残る
イヴはあたしだけだよ
嘘を憎んだ証しさ

勝利の酒に酔うのさ
轟く神々の怒りのなか
裸で踊り続ける
修羅場を踏みつけて口笛を

箱の中に閉じ込められた
欲望だけ露骨にえぐり出されて
遠い昔教わったでしょう
パンドラが世界ほろぼす物語

神に許される
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イヴはあたしだけだよ
自分信じた証しさ

未来が血に染まった
カミナリはガラガラと音をたてた
両手を天にかざす
願いは明日まで届かない

きれいに着飾った
恐怖に歪む顔を
見下ろしあたし笑ってた

天使が拍手をくれる
かぶった冠は月桂樹さ
どこかできっと待ってる
アダムを捜す旅でかけるわ

勝利の酒に酔うのさ
轟く神々の怒りのなか
裸で踊り続ける
修羅場を踏みつけて口笛を