魔鏡歌詞網
魔鏡歌詞網 > 日韓歌手 > 加藤登紀子 > 登紀子 愛歌 AIUTA > 名前も知らないあの人へ

加藤登紀子



歌詞
專輯列表

加藤登紀子

名前も知らないあの人へ

~オーチャードホール 2013 LIVE~
作詞:加藤登紀子
作曲:加藤登紀子

あの夜私は 一人街角に立った すり切れたショールで 哀しみを隠して
道行く男達は 耳元で囁く いくらで寝るのさ あばずれ女

たとえ飢えて死のうと 見知らぬ男に 体を売るような 女じゃないわ

だけどその夜私は 男の誘いに乗った
たった10フランのお金が どうしても欲しくて
ベールビル通りの 寒いホテルで 男は無造作に 私を抱いた

たとえ殺されようと あんたなんかに 体を売るような 女じゃないのに

今日娘が死んだの たった2歳だった
そばには誰もいなくて 一人ぼっちのまんま
あの小さな手を 握ってくれる人もいなかった
あの小さな頬に キスもされないまま
一人ぼっちで 死んでいったわ
きっと今ごろあの空色の目で 私をさがしているわ
更多更詳盡歌詞 在 ※ Mojim.com 魔鏡歌詞網
あのほそい声で 私を呼んでいるわ
ママずっとそばにいて 私を抱いて

だから今夜私は あんたに抱かれるわ
たった10フランのお金で お葬式を出すために
だから今夜私は 何を捨ててもいいの 子供を見捨てた 罪を償うために

だけど知っているわ すべては無駄なこと
罪をつぐなう事など 誰にも出来ない

そう もうすべては無駄なこと
罪をつぐなうなんて 誰にも誰にも誰にも出来ない

その夜 男は 黙って10フランをテーブルになげだすと
私を抱かずに 部屋を出ていった
最後に肩をすくめてこういったわ
C'est la vie, それが人生ってもんさ
C'est la vie,
C'est la vie