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SION



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SION

バッカス

作詞:SION
作曲:SION

焼け崩れても懐かしい 古い小さな横町の
わきを黄色い電車で ゆっくり通り過ぎていく
その昔人はあたたかく 思いやりもあったと
独り言が止まらない 男と同じ車両で

中途半端な時間に 中途半端な用事で
電車を降りた俺は なのに急いでる
その昔君は白か黒で 灰色は持ってなかったな
後ろから俺の声がして ちょっと振り返る

バッカスの隣の席に空きはあるかい
明日をよ 笑いあえる席はあるかい

寂しがりやの彼女が 彼を寂しがらせてる
バランスがとれない わかってるのにとれない
8グラムのプラチナに 泣いたり泣かされたり
バランスがとれない わかってるからとれない

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バッカスの隣の席に空きはあるかい
明日をよ 笑いあえる席はあるかい

四六時中追い立てる この灰色の時計は
いつからか残りの 数しか刻みゃしない
初めから手ぶらで来たんだぜ 何を恐れてる
もっとドカッと行こうぜ こんなクソ時計ドブにくれてやれ

バッカスの隣の席に空きはあるかい
明日をよ 笑いあえる席はあるかい

迷うべくして迷う くだらない俺を切る
せっかくのチャンスだ 手を上げようぜ

バッカスの隣の席に空きはあるかい
明日をよ 笑いあえる席はあるかい
バッカスの隣の席に空きはあるかい
明日をよ 笑いあえる席はあるかい