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稲垣潤一
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Memory Flickers
作詞:売野雅勇 作曲:林哲司
跡切れたムーヴィに口笛の雨さ レイト・ショーだけかかる避暑地の名画座 二十歳(はたち)だった君をあいつと競(きそ)いあって 最期の夏の日が過ぎた……
心に二度ともう誰も座(すわ)れぬ 空(から)っぽの席がひとつあるね
夏の波が引いてゆくよ 濡れた砂に並ぶ 三人の影を哀しく灼きつけたままで
あいつを見送った夏の臨時駅で 君はうつむいて手を差し出したね 青い草熱(くさいきれ)が線路を伝わって あの午后から吹いてくるよ
僕らは何を失くしたの…… 映らぬ銀幕を見つめつぶやいたよ
君はあの日泣いていたの 更多更詳盡歌詞 在 ※ Mojim.com 魔鏡歌詞網 ずっと訊けなかった 舵(かじ)の折れたボートが 漂うこの胸が痛い
違った未来が待ってた 岸辺を選びたかったの……? ねえ本当(ほんと)は
夏の波が引いてゆくよ 濡れた砂に並ぶ 三人の影を哀しく灼きつけたままで
僕たちがほら 置き去りにした 光と影が 重なりながら 空白という 未来のフレーム 悲しみで埋める Memory Flickers Memory Flickers……
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