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坊っちゃん



歌詞
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坊っちゃん

もみじ

作詞:井手上誠
作曲:坊っちゃん

引っ越しするって聞いた時はまだ
心の準備が出来ていなかった

幼馴染みだとか 角のよく吠える犬とか
帰り道の景色も やがて思い出の中

午後五時五十五分の空を 僕は見上げながら
二度と同じに戻らない雲と 自分を重ねてしまうよ
あの紅葉みたいに頬を染めてく君を思い出して
僕はまた歩き出したんだ

半袖じゃ少し肌寒くなったな
二杯目のコーヒー 飲み切れないまま

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あの頃は良かった なんて少しも思わないけど
今日は理由も分からずに 涙が溢れてくるよ

午後五時五十五分の電車 僕は乗り遅れて
動き始めた窓ガラス越しに 君を探してしまうよ
あの紅葉みたいに頬を染めてく君の手の温もり
僕の左手に残るんだ

冬に葉っぱが散るから 新しい緑が生まれる
きっと きっと僕らもそうなんだろう

午後五時五十五分の空を 僕は見上げながら
二度と同じに戻らない雲と 自分を重ねてしまうよ
あの紅葉みたいに頬を染めてく君とまた会えたら
僕は伝えなきゃいけないな