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KANAN



歌詞
專輯列表

KANAN

Memoria

作詞:KANAN
作曲:su-kei

朝も夜もその間も、変わらずに待ってた。
想いの残滓を遠くに落とすようなメモリア

手を重ねて眠ったあの日を思い出す
優しさに震えた、初めての時。
睫を揺らした寝息に少し笑って
君の胸の音を聴きながら瞑るの。

今はまだ金糸雀の色をした
記憶の宇宙に浮かぶ、おもいでを

朝も夜もその間も、変わらずに待ってた。
空いたままの掌には、抜け落ちた温度を
探すように彷徨う仕草だけが残って
私の喉元を、深く軋ませ続けるの。

手をそっと解いたあの日を思い出して
虚しさに震える、このひと時は
柔い夢の跡をなぞるようにして
少しずつ越えていくしかないのかしら。

今もまだ褪せることを知らない
記憶の宇宙に浮かぶ、おもいでを
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朝も夜もその間も、変わらずに持ってた。
空いたままの掌には、すり抜けた温度を
探して彷徨う私の弱さがみえてる。
君とのおもいでが、強く私を締めつけた。

全てがメモリアへと変わるのはいつになるの。
宇宙から落ちて記憶の海に沈みゆくのはもっと先なの?
「私の心を埋め尽くさないで」なんて
身勝手な言葉が、浮いては消えるわ。

今もまだ私を支配している
記憶の宇宙に浮かぶ、おもいでは

朝も夜もその間も、変わらずに待ってた。
空いたままの掌から、すり抜けていくことを。
彷徨う手も何もかもをメモリアに変えて
君を越えるほんの僅かな強さが欲しいよ。

いつかまた振りかえることがあるのならば
空いたままの掌で掬い上げるから
だから、どうかその時まで優しく沈んで
二人の残滓を淡く包むようなメモリア