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suzumoku



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suzumoku

盲者の旅路

作詞:suzumoku
作曲:suzumoku

標識もなければ 道なんてたいそうなものもなく
たった一つだけの 宝物を握りしめて
探していたのは 汚れなき無垢と安住の土地
あなたのことなど 誰一人として知ることのない場所

「逃げ出しただけだろ」と 後ろの方で聞こえた声に
「そんなことはない」と 低く細くつぶやき返す
わずかに震える手 自信の色はすでに蒼白で
今にも立ち止まり 遙か彼方後ろを振り返る

たどり着いた景色はどうだい? それは僕にも見えるものなのかい?
宝物は役に立つかい? それは僕にでも使えるものなのかい?
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孤独の旅はただ 途方もなく長く薄暗く
同じような似たような 場面をいくつも越えていた
変わり続けていたのは 頬を撫でる風の行方
笑われてもこの足は 裏切ることなく土を蹴る

たどり着いた景色はどうだい? それは僕にも見えるものなのかい?
宝物は役に立つかい? それは僕にでも使えるものなのかい?

たどり着いた景色はどうだい? それはあなたが描くものだろう
宝物は役に立つかい? それはあなたが磨くものだろう
たどり着いた景色はそうさ それは誰にも見えるものなのさ
宝物は役に立つだろう それは誰にでも使えるものなのさ