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のみこ



歌詞
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のみこ

萌ゑ椿

作詞:松井洋平
作曲:松井洋平・フジムラトヲル・石川智久

眼鏡とっても美形になれぬ
街の灯かりが滲むだけ
髪を二つに束ねてみても
誰も見向きをせぬ私

冬の寒さを思わせるほど
冷たくしてた理由(わけ)訊かないで
あなた一人の為だけに
花を咲かせてみたいだけ

一人彷徨う秋葉原 胸に抱えた紙袋
木枯らし耐える蕾がひとつ
萌える 萌えて 萌えていつかは
萌ゑ椿

(セリフ)
「べ、別にノあなたのために唄ってるんじゃないんですからね…」

ビッグサイトの人の流れ
中でポツンと一人きり
広げ並べた夢の欠片
頁(ページ)めくって涙ぐむ

所詮私に叶わぬものと
泣いて走らす絵筆の跡は
あなた一人を偲ぶ夜
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紙の隙間に募らせた

上野を越えて御徒町 海に近づく山手線
やがて散る身とわかっていても
萌える 萌えて 萌えてひらくの
萌ゑ椿

(セリフ)
「東京はチャンネルが多くて、夜毎電波の荒波に溺れてしまいそう…、
そんなときは鳴門の渦潮を思い出しています。
おかあさん、東京では2チャンネルは1チャンネルなんですよ、お母さん!」

流れ流れて花の都の
華に紛れた根無し草
雨の降る日は傘をたたんで
枯れぬ涙を隠すのよ

いつか私もあなたの傍で
小さな花を咲かせてみたい
あなた一人に愛でられて
春の日差しを浴びたいの

一人彷徨う秋葉原 胸に抱えた恋心
雪を纏った蕾がひとつ
萌える 萌えて 萌えて一輪
萌ゑ椿