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椿屋四重奏



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椿屋四重奏

かたはらに

作詞:中田裕二
作曲:中田裕二

いつ何時も 其方の熱を傍らに
無下に恋し 面影に暮れた
いつ何時も 其方の声を傍らに
過ぎる戯れ 溢れんばかり

散々絡んだ心持ち 恥入るばかりの常日頃
其に在る日差しの幼気に 其方を見たのは気の所為か

径にふたりの 影伸びた

いつ何時も 其方の熱を傍らに
無下に恋し 面影を連れて
いつ何時も 其方の声を傍らに
過ぎる戯れ 溢れんばかり

拙ひ望みを数へては 胸の満ちゆく覚へあり
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薄らぐ眩暈の渦の中 うつらうつらに寄り添ひ眠ろ

径にふたりの 囁きが

夕立を待つ影 夏草の匂ひに
声も失ふ不始末よ この様を許せ

いつ何時も 其方の熱を傍らに
無下に恋し 面影に暮れた
いつ何時も 其方の熱を傍らに
過ぎる戯れ

いつ何時も 其方の熱を傍らに
無下に恋し 面影を連れて
いつ何時も 其方の熱を傍らに
見放ぐ事など 出来やうものか