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栗林みな実



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栗林みな実

冥夜花伝廊

作詞:畑亞貴
作曲:上松範康

己をはらはら花に例えて 散りぬるを…

摘みあぐねた紅蓮の靈(たま)を
さらう彼の日 荒れし胸より
恐るるまま命(みこと)は羽摶いて
やがて やがて 天の果てに
朱く染まれ すれ違い綺羅の夢を
與えたもう 待ち侘びて冥夜にさまよい
共に燃えようか
想いがはらはら舞う故に
私は迷いを禁じて
無限の迴廊より生まれた
絆を更なる空へ

捕らわれしの我が身よ屠れ
さそう手には 消えぬ誓いを
震える身を瞼に燒き付けた
いずれ いずれ 天に昇ろう
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熱き血潮 湧き上がり淨土に笑けと
願いたもう 君在りて千夜のなみだは
星に變えようか
今宵もさらさら去る程に
私が嘆きを封じて
無盡の平穩へと誘おう
痛みを忘れる樣に

たとえ指を離しても 繫がりは永遠(とわ)に
たとえ遠くに引き裂かれても
永遠に寄り添うのみ
共に燃ゆ 燃ゆる鼓動

想いがはらはら舞う故に
私は迷いを禁じて
無限の迴廊より生まれた
絆を更なる空へ描いて
花の散らぬうちに