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藍坊主



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藍坊主

あさやけのうた

作詞:佐々木健太
作曲:籐森真一

ひっぱるほど縮んでゆく、
かた結びのような愛と、
廣がるほど薄まってく、
みんながみんなを愛そうとする心。
僕らはそう、あの地平線のよう、
空と大地の、どちらが描くのか、
わからない曲線。
終わりは恐ろしい、受け入れたくはないけど、
頂上の無い山も、
ただの、ただの、苦痛でしかない。
それでもただ、月は輝いて、
生きる意味を、夜明けまで語った。
あさやけのうた、絕望をすべて癒やせるほど、
この世界は安っぽくできてないだけ。
あさやけはほら、狂ったようにすべてを照らす。
この鎖を絆に變える、雄叫びをあげろ。

二つも三つもあったら、
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とっくに飛び降りてるだろう。
そのたびどんな氣分だろう、
命が一つで良かった。
君は君がいない世界を想像できるかい?
家族、友人、戀人、風景、どんな映像を浮かべてるんだい?
けど、考えてみて欲しい、その視點は、その映像は、
どこまでいっても君の心に映ってる。
君がいない世界を君は想像なんてできない。
君がいなかった世界なんて、君にはもう既に不可能だ。
無いことを想像しろ、無いことを想像しろ、無いことを想像しろ、
けどそれはいつも君の空間を決して離れない。
本當に無いことなんて想像できない。
あなたの全存在に、ハッピ一バ一スデイ。

あさやけのうた、母のくれたこの時間。
赤く染まった、父のくれたこの空間。
凍えた耳と、肺を突き刺してく冬の匈い。
この鎖を絆に變える、雄叫びをあげろ。