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東京小子



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東京小子

太陽と砂漠のバラ

作詞:清水昭男
作曲:清水昭男

あの日描いた砂漠のバラは まだ胸の奥に咲いてる
いつか荒れ果てて行くこの世界に 命の雨を降り注いでみろ

喉に詰まる苦い毒を吐き捨てては
空っぽな瞳に映す気がかりな未来を
渇ききった心と向き合うその度
燃え尽きそうな自分の中に“何か”を探してた

あぁ...今日もまた 錆び付いて 解き放てぬ枷(かせ)
首に巻き付けたまま 這いずり回っている

あの日描いた砂漠のバラを 今胸の奥に咲かせる
暮れる街並と駆け抜けた日々を 記憶に埋め込んで
負け続けてく夢ばかりでは 愛する人さえ守れない
刺さったままの棘まだあるなら 命の汗を降り注いでみろ

出口のない答えばかりに行き着いて
これまで何度も呟いた“フザけんな”を忘れない

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あぁ...ともすれば 息の根が 止まりそうな楔(くさび)
完膚なく打たれても 立ち上がり進んで行く

誰かを守る誰かの嘘が 傲慢な刃差し向ける
書きなぐった正義で盾を築き 怒りの鐘鳴らせ
鋼のような力なくても その手で鎖を引きちぎり
裏切りの闇を射す勇気あるなら 固めた拳振りかざしてみろ

街の灯りが滲んでいくほど濁った水をかっ食らって
全てを忘れ彷徨っても現実は牙を剥く
受け入れ難いこの毎日を切り開く為に戦い続けろ
これからもずっと

あの日描いた砂漠のバラは まだ胸の奥に咲いてる
果たせぬままの野心を抱えて 扉をこじ開けろ
握り締めてる砂漠のバラを いつまでも枯らさないように
明日も続くだろう茨の世界に 命の汗を降り注いでみろ

試練のような太陽の下で...