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つばき


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【 夜更けの太陽 】【 日文 】【 2010-08-04 】

專輯歌曲:
1.太陽

2.声の行方

3.いたい

4.震える手、光射す部屋

5.バス停前

6.秘密

7.雨に涙目

8.夜更けの旋律

9.が明けるまで

10.僕だけの季節



專輯介紹:

つばき、結成10週年。

初期の樂曲を彷彿とさせるセンチメンタルなバラッドから、ヒリヒリとしたロック・チュ一ンまで表情豊かな樂曲群。ピュアな美しさと暖かな空氣に滿ちた、心に沁み入る10曲を收錄したフルアルバム完成。

蒼さそのもののような存在感を湛えて、鮮烈な登場を果たした3ピ一スバンド、つばきが、いよいよ今年で結成10週年を迎える。暗いと喻えられるくらい、秘められた心の中を炙り出した樂曲を生みだしていた初期から、爽やかに振り切れたと思うほど、ポップセンスを全開にした樂曲を生みだしていた時期もあり、さらにライヴバンドである事實を思い知らせる力強い樂曲や、樣々なジャンルを果敢に取り入れた樂曲なども增えていき、もし「つばき」というバンドを辭書に載せるならば、いろいろな意味が追加されていくような歷史を、彼らは重ねてきた。そして10週年の節目となった2010年。

新たにUK PROJECTへと移籍して、このアルバム『夜更けの太陽』をリリ一スすることとなった。より彼ら自身がバンドをハンドリングしていくような活動のスタイルとなっている今だけに、彼ら自身が素直にやりたいこと、そして一色德保というソングライタ一のパ一ソナリティが浮き彫りになったアルバムになっていると思う。1曲目の『太陽』は、フォ一クソングのように諭すような歌い方の《明日は明日の風が吹く》という一節から幕を開けるが、その時點でドキッとした。「今」というものに縛られている自分自身に氣付かされるようで。ドキッとすると言うと、初期のつばきに近いようなエグ味があるアルバムなのかと思われるかもしれないが、今作から感じるのは、そこに留まらないドキッなのである。つまり、事實を生々しく露わにするだけではなく、そこからの進み方が提示されていたり、それを包み迂む彼らの姿勢が表れていたりと、 スケ一ル感が大きく、優しい印象を與えられるのだ。そういうところから、今までのどんなアルバムよりも、つばきは大人になった、しかもあの頃から變わったわけではなく、あの頃を理解できるような大人になったと思える。もちろんそれは歌詞からだけではない。時に伸びやかに、時に迫りくるような歌聲。樂曲に寄り添うような纖細なアレンジ。何度も聽いているが、そのたびに眼前に風景が浮かび上がってくるほど に、天然色のカラフルさを誇る1曲1曲が揃っていると思う。ラスト、アコ一スティックギタ一と一色の歌だけで綴られる『僕だけの季節』は、あたたかいメロディでこう締め括られる。《ここに捨てられてる缶や瓶のようにあの日々も輝いている》人生を、自分を肯定しよう。そう思える、こんな時代だからこそ傍にいてほしいアルバムが完成した!

(ライタ一・高橋美穗)