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1 3.夜警 の先の先の先までぼかす淡い幸福のベールで盲いた僕らは可能性を手放した機能しないアミグダラ、下垂トーラス都市の放射冷却どろり粘る風が吹く前に逃げだしたい逃げだしたい鼓膜の奥の奥の奥まで浸すぬるい音の無い夜甘い匂い
2 7.グレゴリオ も忘れてしまうこと」泣かないでグレゴリオ盲いたその目では、正しさは曇って見えないとしても私が教えてあげる、その話の続きを、さあ!「これが、恋」とグレゴリオ暗い夜の淵では、一人手探りのまま歩けないのだと杖になり寄
3 13.シアトリカル・ケース 剥がれ落ちていたんだ誰か僕を見つけてくれ盲いた夜に幽かに差したその光に誘われてしまう冷たい土を踏み越えてゆく嗚呼、その先が暗晦とも知らず惨憺な愛と荒んだ脳細胞唾を呑めどこの渇きは癒せない情理頽唐ネクローシス相反
4 5.眼球ロマン 木漏れ日に目を伏せたままのわたしもたとえ盲いた暗がりでも目蓋は視てるあなただけを捕まえてそっと掴むけして二度と逃げられない籠の中鍵をかけて見えない小鳥のためにそして綺麗な青い瞳わたしが暮らす星になるの追いかけて
5 9.恋と病熱 風に嫌いになって病熱を孕ませ夢を見ていた盲いた目にみえた落ちていく陽愛していたいこと愛されたいこと望んで生きることを許してほし

6 24.邪馬臺 まさし作曲さだまさし盲いた詩人はいつもザボン口に運び乍ら想い出たどる様に見えない目を開いて静かに海を ... つ静かにすべってくる盲いた詩人がひとりその小舟に座っている得意の笑顔みせてはにかむ様にじっと静かに
7 4.邪馬臺 まさし作曲さだまさし盲いた詩人はいつもザボン口に運び乍ら想い出たどる様に見えない目を開いて静かに海を ... つ静かにすべってくる盲いた詩人がひとりその小舟に座っている得意の笑顔みせてはにかむ様にじっと静かに